包茎の治し方を解説|自力で治す方法、手術で後悔する人、手術が必要ない人や注意点も解説

「包茎を治したいんだけど、手術で治した方がいいのかな」

「包茎手術の費用はどれくらいになるのだろう」

このように、包茎で悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、包茎の治療法について解説します。

包茎治療がおすすめのクリニック3選

名称 ※写真挿入(こちらで用意) ※写真挿入(こちらで用意) ※写真挿入(こちらで用意) ※写真挿入(こちらで用意)
クリニック メンズライフクリニック 東京上野クリニック ABCクリニック 東京ノーストクリニック
環状切開法 99,000 79,200 55,000 66,000
亀頭直下埋没法 275,000
切らない手術 33,000〜198,000 44,000 33,000
カウンセリング 無料 無料 無料 無料
保証 有り 有り 有り 有り
支払い方法 現金
クレジット
医療ローン
現金
クレジット
現金
クレジット
医療ローン
現金
クレジット
医療ローン
詳細 ※記載不要 ※記載不要 ※記載不要 ※記載不要

※費用はずべて税込の金額です。

包茎とは

包茎とは、陰茎が包皮に覆われており、亀頭が露出しない状態のことをいいます。

先端の包皮口が亀頭よりも小さいため、勃起時でも包皮をめくることができない状態が真性包茎で、包皮をめくることはできますが通常(非勃起)時は包皮が亀頭を覆っている状態が仮性包茎です。

さらに、仮性包茎で包皮の出口が狭いために、亀頭を露出した際に亀頭根部を包皮が締めつけたまま戻らなくなり、腫れと痛みを生じてしまう状態を嵌頓(かんとん)包茎といいます。

包茎の主な種類

 仮性包茎 勃起時は亀頭が露出されるが、普段は亀頭を包皮が覆っている
真性包茎 勃起時でも包皮をめくることができず常時亀頭が包皮に覆われている
カントン包茎 亀頭を露出した際に亀頭根部を包皮が締めつける状態

包茎には表のように3つの種類があります。

仮性包茎は自力で包皮をめくることができますが、通常時は包皮が亀頭を覆ってしまいます。

真性包茎や嵌頓包茎は包皮をめくることは困難で、手術するしか治療する方法はありません。また、嵌頓包茎は、仮性包茎と思い込み包皮をめくったものの、亀頭を締め付ける状態から戻せなくなる場合もあるため注意が必要です。

包茎の治療法は主に2種類

では、実際に包茎を治療する方法はどのようなものがあるでしょうか。

包茎の治療法は大きく分けて2つあります。

手術により亀頭部を露出させる方法と、矯正器具をつけて亀頭部を露出させる方法です。

ここからは、それぞれの治療法について詳しく紹介します。包茎の治療を考えている人は、ぜひ参考にしてください。

仮性包茎の手術

仮性包茎は、切る手術することで永久的に包茎を治療することが可能です。

術式によって違いはありますが、基本的には余分な包皮を切除し、亀頭を常に露出させることが手術の目的となります。

切除したあと、包皮を陰茎のどの部分で縫合するかによって完成度が変わってきます。

手術したことをわかりにくくしたいのあれば、縫合箇所を見えにくいところに設定するなどの工夫が必要になります。

一般的に手術痕を目立たないようにすればするほど、手術費用は高くなります。

また、軽度の仮性包茎であれば、亀頭増大術や長茎術など包皮を切らない手術なども選択肢になります。

矯正器具で治療

包茎は、矯正器具で亀頭を露出した状態に固定することという治療方法もあります。

矯正器具は下着に装着するタイプ、ペニスに直接装着するタイプなどさまざまな種類が存在し、自分で着脱できまるようになっています。

ただし、包茎の矯正器具は、あくまでも一時的に亀頭を露出させるだけなので、余った包皮を切除するわけではないので、矯正を止めるとまた包茎の状態になってしまいます。

根本的な治療にはつながりませんし、器具を着脱する際は、痛みを伴う場合もあるため、十分に注意しなければなりません。

包茎の種類別治し方を紹介

ここまでは、仮性包茎での手術や矯正器具使用について紹介してきました。

ここからは、仮性包茎だけでなく、真性包茎や嵌頓包茎の治療方法についても紹介していきます。

仮性包茎は勃起時は亀頭部が露出するため、手術以外の方法も検討できます。

これに対し、真性包茎や嵌頓包茎に関しては、余分な包皮を切除する手術する必要となります。

仮性包茎(かせいほうけい)の治し方

仮性包茎は、勃起時は亀頭が露出されることもあり日常生活で困ることはありませんが、見た目の問題や衛生的な問題で治療をする方も多いです。

仮性包茎の治療法は、矯正器具による治療もありますが、手術による治療が一般的です。

余った包皮を切除する手術以外にも、亀頭を大きくすることで包皮が亀頭を覆えないようにする亀頭増大術や、陰茎を長くすることで包皮が余らないようにする長茎術などの包皮を切らない手術も検討できます。

真性包茎(しんせいほうけい)の治し方

真性包茎は、亀頭にかぶさっている包皮の口が非常に狭いため、亀頭を露出させることが困難な状態です。

通常時で包皮に完全に覆われてしまっているため、勃起時に痛みを伴うことも多く、性行為も困難になります。

真性包茎は手術することでしか治療できませんし、亀頭増大術や長茎術などの切らない手術はあまり効果は期待できないでしょう。

真性包茎の手術は包皮を切除し、亀頭を露出させる方法しかありません。

真性包茎は、勃起時に痛みがあるだけでなく、亀頭と包皮の間に恥垢が溜まりやすく感染症などの原因にもなるため、できるだけ早く治療するようにしましょう。

嵌頓包茎(かんとんほうけい)の治し方

嵌頓包茎は、包皮の口が狭く、亀頭を露出させるとカリ首で締めつけしまい、腫れや痛みを伴います。

性行為に支障をきたすこともあり、嵌頓包茎も真性包茎と同じく治療が必要な包茎といえるでしょう。

嵌頓包茎も仮性包茎で適用できるような、亀頭増大術や長茎術などの切らない手術は不向きです。

狭くなっている包皮口をなんとかしなければ、陰茎が締め付けられてしまうためです。

嵌頓包茎でも、真性包茎と同じく、余分な包皮を切除する術式が適用となります。

仮性包茎を自力で治す方法はある?

仮性包茎は勃起時は亀頭が露出しますし、自分で包皮を剥くこともできますので自力で治すことができると考える方もいるでしょう。

では、実際に仮性包茎を自力で治すことはできるのでしょうか。

結論からいえば、自力で仮性包茎を治すことはできません。

包皮は、自分で剥いても時間が経てば元に戻ります。

矯正器具を使って亀頭を露出させることもできますが、器具を外すと元に戻ってしまいます。

仮性包茎とはいえ、結局包皮が陰茎に対して多いことには間違いありませんので、自力で仮性包茎を完全に治療することはできないのです。

仮性包茎で手術を受けるメリット

  1. 性感染症などの病気を予防できる
  2. 早漏の悩みを解決できる
  3. 清潔感が保たれて臭いを軽減ができる

仮性包茎で手術を受けるメリットにはどのようなことがあるでしょうか。

包茎は包皮が亀頭を覆っているいる状態なので、普段の生活でしっかりと洗ったりしておかないと清潔に保つことが難しくなります。

また、普段は包皮に覆われているため、亀頭は刺激に慣れていません。

仮性包茎を手術で治療することで、以上の悩みを解決することができるのです。

性感染症などの病気を予防できる

包茎では、亀頭と包皮の間に恥垢が溜まりやすくなり、衛生環境が悪くなりがちです。

その結果、雑菌が繁殖しやすくなり、性感染症の危険性が高まってしまいます。

尖圭コンジローマや性器クラミジア感染症、性器ヘルペスなどの性感染症はもちろんですが、性感染症以外にも亀頭炎や尿道炎などの疾患にも感染してしまう恐れもあります。

また、性感染症は性交渉でパートナーにも感染させてしまう恐れもあるのです。

仮性包茎では自分で包皮を剥いて亀頭を洗うことはできますが、時間が経つとまた包皮が覆ってしまいますので、洗い方が不十分だったりすると感染症を発症してしまう危険性はあります。

早漏の悩みを解決できる

包茎は亀頭が包皮に覆われているため、刺激に慣れておらず、少しの刺激でも射精してしまうことが多いです。

このように、本人の意思よりも早く射精してしまうことを早漏といいます。

早漏の男性は、性交渉においてパートナーに十分な満足感を与えられない可能性があります。

また、早漏をコンプレックスに感じてしまう男性も多く、自分自身に自信が持てなくなってしまうのです。

手術によって亀頭が常にむき出しになれば、刺激にも強くなり早漏の改善につながることが期待できます。

清潔感が保たれて臭いを軽減できる

包茎では恥垢が溜まりやすくなり、性感染症などの疾病を誘発するという話はしましたが、それだけではありません。

恥垢が溜まることによって、不衛生となり、悪臭の原因となってしまいます。

手術によって亀頭が剥き出しになることで、しっかりと洗浄できるようになるため、衛生環境が良くなり、恥垢も溜まりにくくなります。

その結果、清潔感も保たれますし、蒸れたりしにくくなるため、悪臭も軽減できるでしょう。

仮性包茎で手術を受けるデメリット

  1. 手術費用がかかる
  2. 手術の跡が残る可能性がある
  3. 効果を実感しにくい場合もある

ここまでは、仮性包茎手術のメリットを説明しましたが、もちろんデメリットもあります。

まず仮性包茎は病気とは認められていませんので、保険適用になりません。

そのため、手術費用は全額自己負担となるので注意が必要です。

手術方法によっては、手術痕が目立ってしまう可能性もあります。

また、人によっては早漏の改善が見られない場合もあるかも知れません。

手術費用がかかる

仮性包茎は、日常生活で問題があるわけではなく、病気とは認められていません。

そのため、保険適用外となり、全額自己負担となっています。

手術の方式によって違いはありますが、一番安価な手術でも10万円弱はかかります。

より自然で美しい仕上がりにしようとすると、複雑な手術が必要となるため、手術費用も高額になってしまいます。

まずは、クリニックでカウンセリングを受け、自分に合った手術法を提案してもらい、納得してから手術を受けるようにしてください。

手術の跡が残る可能性がある

仮性包茎の手術は、余った包皮を切除し、縫合する必要があります。

そのため、術式によっては手術痕が目立ってしまう可能性があるのです。

余分な包皮を切除し、陰茎の中ほどで縫合する環状切開法では手術痕が残ります。

手術痕を見られるのが気になるという方は、亀頭直下埋没法など、亀頭の下部に包皮を埋没させ縫合することで縫合痕を隠すことで目立ちにくくするという方法もあります。

ただし、術式は環状切開法よりも複雑になるため、費用も高額になってしまうことが難点です。

効果を実感しにくい場合がある

一般的に、包茎を治療し亀頭が露出することで刺激に強くなり、早漏が改善されることが期待されます。

しかし、もともと刺激に敏感な体質の方は、包茎手術しても早漏が改善されないという方もいます。

また、刺激に対して鈍感になることで、性交渉の時間が長くなりすぎるという方もいるかもしれません。

このように、期待していた効果を実感できない場合もあるということを理解しておきましょう。

ただし、亀頭が露出することで隠部の衛生環境がよくなることは間違いありません。

性感染症や悪臭を防ぐことができることは十分なメリットといえるのではないでしょうか。

切らない包茎手術もある

  • 短時間で手術を終えられる
  • 傷跡が残りにくい
  • 術後すぐに性行為ができる

ここまでは、余った包皮を切除するという切る包茎手術について紹介してきました。

仮性包茎の手術では、切らない手術を選択することも可能です。

亀頭を大きくする亀頭増大術や、陰茎を長くする長茎術であれば、包皮が余らなくなるので切らずに治療することが可能です。

切らないためにダウンタイムが少ないことが大きなメリットといえるのではないでしょうか。

短時間で手術を終えられる

包皮を切除して縫合する切開術とは違い、亀頭増大術や長茎術は手術内容も簡便で短時間で施術を終えることが可能です。

術式としては、亀頭や陰茎にヒアルロン酸を注入して大きくするという方法です。

亀頭や陰茎を大きくすることで、包皮に覆われることもなくなり、結果として仮性包茎も改善します。

また、見た目の形も良くなるので、自分のペニスに自信がない人にとっては最適な治療法といえます。

ただし、ヒアルロン酸はやがて体内に吸収されてしまい、一定期間が経過すると大きさも元に戻ってしまいます。

傷跡が残りにくい

包皮を切開し縫合するわけではなく、ヒアルロン酸を注入するだけの手術なので、亀頭増大術や長茎術では手術痕はほとんど残りません。

包茎を治療したいけど、手術痕が目立つと手術したことがバレてしまうという方にはおすすめです。

ただし、一定期間が経過すると元に戻ってしまうので、この方法で包茎を治したい場合は、定期的に手術を行う必要があります。

また、亀頭が小さすぎる場合などはこの方法が適用できない場合もありますのでクリニックで十分説明を受けるようにしてください。

術後すぐに性交渉ができる

包皮を切開した場合は、患部が腫れたり出血する場合もあり、4週間ほどは性交渉など患部に刺激を与える行為は控えなければなりません。

それに対し、亀頭増大術や長茎術では切開を伴わないため、患部の腫れや出血は基本的に起こりません。

そのため、術後すぐに性交渉が可能となります。

亀頭増大術により、包茎が改善し亀頭に対する刺激にも強くなるため、早漏改善効果も期待できます。

パートナーと妊活中で性交渉を控えることが難しい場合などは、すぐに性交渉ができる切らない包茎治療も選択肢となり得るのではないでしょうか。

包茎治療の費用/料金相場

仮性包茎は、全額自己負担となります。切開術の場合は、シンプルな環状切開法で約10万円です。亀頭直下埋没法などデザイン性の高い切開術であれば、20万円〜50万円程度となるでしょう。

切らない包茎手術の場合の費用は、注入する薬剤の量や種類によって変動しますが、3万円〜20万円くらいが相場のようです。

切らない包茎手術の費用相場

治療方法 費用相場
長茎術 6万円〜20万円
亀頭増大術 3万円〜20万円
糸・のりを用いた包茎手術 3万円~5万円

切らない包茎手術は、亀頭増大術と長茎術がメインです。

糸・のりを用いた包茎手術は、包皮同士を接着させることで包皮を短くして亀頭を露出させるという方法ですが、包皮が炎症を起こす可能性などの欠点があり、現在ではほとんど適用されていません。

亀頭増大術と長茎術は注入する薬剤が多かったり、体内に吸収されてしまう時間の長さによって費用が変わります。

ペニスが小さければ、多くの薬剤を注入する必要があります。また、持続時間の長い薬剤は費用も高くなります。

いずれにしても切開術と違い永久的な治療法ではありませんので、定期的に手術を行う必要があります。

仮性包茎テープの効果は?

仮性包茎テープで包茎を治療する方法もあります。

結論からいえば、仮性包茎テープの使用はお勧めしません。

仮性包茎テープは、包皮を剥いて、テープで貼り付けて亀頭を露出させるために使います。

しかし、結局包皮の量は変わりません。

先ほど糸とのりについて説明しましたが、テープでも重ね合わせた包皮の衛生環境が悪化することで炎症を起こしてしまうこともあります。悪臭や性感染症の原因になってしまうかもしれません。

そもそもテープを剥がせば元に戻ってしまいますので、根本的な解決とはいえません。

銭湯入浴時や性交渉時なども、テープを貼りっぱなしにしておくことはできないのではないでしょうか。

包茎の治し方でよくある質問

ここまでで、包茎の治療法について解説してきました。

ここからは、包茎治療でよくある質問について回答していきます。

気になるけどなかなか他人に聞けないという方は、ぜひ参考にしてください。

包茎じゃない人は手術する必要はありますか?

まず、普段から亀頭が露出していて、包茎ではないという人はそもそも手術する必要はありません。

ただし、亀頭を立派に見せたかったり、陰茎を長くしたいという人は、亀頭増大術や長茎術を検討してもよいでしょう。

亀頭増大術や長茎術をする人は、包茎でなくても陰部を立派にして自己肯定感を高めたいという人も多いです。

亀頭が増大することで、早漏改善効果も期待できます。

包茎でなくても、早漏が気になる方にとって亀頭増大術や長茎術は有効な方法といえるのではないでしょうか。

仮性包茎を自力で治すときに知恵袋は役に立ちますか?

知恵袋は、誰でも回答ができる便利なツールですが、誰でも回答できるということは専門知識を持つ医師でなくても回答できるということです。

本当に悩んでいるのなら包茎治療の専門クリニックでカウンセリングを受けることをお勧めします。

多くのクリニックで無料でカウンセリングをしてくれるはずです。

無責任な一般人が回答しているかもしれない知恵袋ではなく、経験豊富な専門医に相談して治療を検討する方が安全ではないでしょうか。

嵌頓包茎(かんとんほうけい)は自力で治せますか?

結論からいえば、嵌頓包茎を自力で治すことは不可能です。

嵌頓包茎は、包皮の口が狭いため、自力で無理やり亀頭を露出させるとカリ首で締めつけしまい、ひどい腫れや痛みを伴います。

さらに無理やり亀頭を露出させてしまうと、自力で戻せなくなる可能性もあります。

嵌頓包茎は余った包皮を切除し、包皮の口を広げる必要があります。

必ず専門医に施術してもらうようにしましょう。

まとめ|包茎は自力で治そうとせずクリニックへ

ここまで、包茎治療について解説してきました。

真性包茎や嵌頓包茎は自力で治すことは不可能です。必ず医師による手術が必要です。

仮性包茎でも自力で治すことはお勧めできません。

余った包皮の量を変えることはできませんので、切開術や切らない手術などで亀頭を常に露出させる必要があります。

仮性包茎であっても包皮が亀頭を包むことで衛生面に問題が起こってしまいます。

悪臭や性感染症の原因になりますし、包茎は多くの男性にとってコンプレックスにもなります。

早漏を改善する効果も期待できますので、専門クリニックを受診し医師の治療を受けるべきではないでしょうか。

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