心療内科の通院歴は会社にバレるの?生命保険加入が難しくなるってホント?仕組みから解説

心療内科を受診してみたいけど、行ってしまったら会社・ローンや生命保険の加入時にバレてしまうと・転職する際に何か悪い影響を及ぼすのではないか?」
と不安に思ったりしていませんか?

今回は、「心療内科を受診したらどうなるの?」といった不安をこの記事で分かりやすく解説していきます。

▼当日受診OK・初診受付中▼
今すぐ診てほしい方におすすめ

心療内科・精神科の通院歴は会社にバレるのか

心療内科/精神科に通院していることが会社にバレないか心配という人はいませんか?

万が一、心の病気で通院していることがバレたら職場に行きづらくなる… と不安になりますよね。

ここでは心療内科/精神科への通院歴が会社にバレたり、悪影響が出てしまうのかなどを解説していきます。

通院歴が会社の保険証等の履歴からバレる事はあるのか?

通院歴が会社の保険証等の履歴からバレる事は決してありません。保険証には主に医療機関で支払った診療費の記録は残りますが、具体的な通院歴や診断内容は書かれません。

診療情報は、保険証の番号で管理されているため、保険証の番号を病院や健康保険組合等のデータベースで検索をすれば、どのような診療を受けたのかを調べることはできます。

ですが、医療情報や個人情報の取り扱いは法律でとても厳しく守られており、他人が医療情報を他の人に教えるというような行為は徹底的に防がれています。

したがって、バレることはないので怖がらずにクリニックに行ってみて下さい。

転職などに影響が出る場合はあるのか?

転職活動をしている際に心療内科に通院していることがバレることはありません。基本的に企業は通院しているかなどの情報を取得する手段がないので、その点は心配要りません。

もし心療内科を通院していることで新しい職場の業務に影響が出る可能性がある場合、自分で事前に報告しておくことが大切です。

基本的には面接や入社前に適切なタイミングで相談しておくことが望ましいですが、転職の結果に影響しそうな場合は、入社して気持ちが落ち着いている時に正直に話すのがおすすめです。

心療内科・精神科の通院歴を保険やローンの加入時にバレるか?

生命保険を加入する際にチェックされるポイント

チェックされるポイント

・健康状態
・通院歴
・職業と勤め先
・家族の病歴 など

生命保険に加入する際、保険会社は慎重に契約者の通院歴や病歴を確認します。

保険契約は信義則に基づいており、正確な情報提供をしなければなりません。たとえば、通院歴を隠してしまうと保険金が支払われないだけでなく、告知義務違反となり罰則が課せられる可能性もあります。

ただし、すべての通院歴が保険加入できなくなるわけではありません。病気の種類や治療の進み具合に応じて判断されるので正確な情報を伝えて、保険会社との信頼関係を築くのがおすすめです。

生命保険会社への告知義務とは?

生命保険を契約する際の「告知義務」とは、自分や家族の健康状態や過去の病歴など、保険会社に知っておいてほしい情報を正直に伝えることを指します。

保険会社は契約者の状態を正確に把握する必要があるため、契約者には「告知義務」が課せられています。

嘘の情報を知らせた場合、契約が解除される可能性があります。また、告知せずに加入後にその情報が明らかになった場合には、ペナルティーが発生する可能性があります。

生命保険の契約が解除(取り消し)になる場合

  • 暴力団との関わりが判明した場合
  • 精神疾患を患っていることが後から発覚した場合
  • 怪我や事故のリスクが高い職業に就いている場合

健康状態が悪化している、リスクのある職業に就いている、暴力団と関わっていることが発覚した場合は契約の途中であっても保険の解約をされてしまいます。

生命保険に加入する際の審査は「健康状態」、「職業」、「道徳的」な観点から行われます。

また、精神疾患を患っていると保険を契約できないため、保険料が割増になってしまいますが「引き受け基準緩和型」保険に入ることをおすすめします。

心療内科の受診歴があると住宅ローンの審査に影響するの?

心療内科の受診歴がある場合、住宅ローンの審査に影響が出ることがあります。住宅ローンの審査は、申請者の健康状態や返済能力が評価されます。そして、その中に心療内科の受診歴も健康情報の一部として考慮されることがあります。

住宅ローンによって異なりますが3~5年前の通院歴までは確認され場合があり、住宅ローンの審査に影響する可能性があります。したがって、ローンを契約する度に正確に条件等を確認しましょう。

心療内科の受診歴があっても住宅ローンを組みたい場合

精神科の通院歴がある人でも、住宅ローンを組みたいと思う人はいるかと思います。

一般的にうつ病などの精神疾患を持っている場合、住宅ローンを組むことができません。

ここでは心療内科の受診歴があっても住宅ローンを組める方法を解説していきます。

  • ワイド団信

ワイド団信とは、健康上の問題で住宅ローンを組めなかった人向けに、引受基準を下げてローンを組めるようにした団信のことです。

そもそも団信とは、たくさんの人たちが一緒に保険を受ける仕組みのことです。
家やお金を守るために、たくさんの人が一緒にお金を出して、もしもの時に困らないようにするのが団信の考え方です。

  • フラット35

フラット35は団体信用生命保険に加入していない方でも契約できる可能性のある住宅ローンプランです。長い期間(最長35年)にわたって低い金利でお金を借りることができる住宅ローンで、月々の返済額を抑えながら、住宅を購入したり建てたりすることができます。

最初に決められた金利が返済終了まで変わらないので、返済計画を立てやすいのが特徴です。

  • 配偶者の名義でローンを組む

夫婦どちらか一方に精神疾患があっても、配偶者の名義を使ってローンを組むことができます。住宅ローンの審査には申請した人が審査の対象になるため、精神疾患を患っていても住宅ローンを組めることができます。

しかし、配偶者の年収が低いとローンを組めない場合もあるので注意が必要です。

  • 症状が完治するまで待つ

症状が完治して3年以上経っていれば団体信用生命保険に加入することができます。団信に加入できれば、万が一の事態に備えて家族や遺族を守ることができます。もし借入者が亡くなってしまった場合、または障害を負った場合、保険金が支払われて残されたローンの返済に充てることができます。

ただし、病気が完治してすぐに住宅ローンの審査を申し込む際は、告知義務が発生する点については注意が必要です。

  • 他の金融機関で住宅ローンの検討をする

住宅ローンの申し込みが断られたら、別の金融機関を検討しましょう。金融機関によって審査にバラつきがるため、もしかしたら住宅ローンを組むことができるかもしれません。

受診歴の他に、収入や返済能力も審査の対象になるので注意が必要です。

心療内科の通院歴があっても生命保険に加入できる条件を解説

「心療内科に通っていると生命保険に入れない」と聞いたことはありませんか?

一般的には通院歴があると生命保険に入りずらいとされています。ですが通院歴があっても加入できる保険や、条件があります。

ここでは、新リュ内科の誘因歴があっても生命保険に加入できる条件を解説していきます。

最後に通院した時期から5年が経過している場合

最後に通院した時期から5年以上経過している場合、一般的にはその通院歴が保険加入に影響することは少なくなります。保険会社は過去の健康状態や医療記録を評価する際に、通院歴の有無やその内容を重要視しますが、数年以上の経過があると、その情報が古くなっている可能性があります。

したがって、過去の通院歴が保険加入に影響することは少なくなります。

通院から5年以内でも完治が証明出来れば加入できる可能性もあります

通院から5年以内でも、病気が完治したことを証明できれば保険加入の可能性があります。保険会社は健康状態や医療歴を評価する際に、病気の状態や回復の進行度を重視します。もし通院歴がある場合でも、その病気が完治し、健康状態が改善されていることを医師の診断書などで証明できれば、保険会社が加入を検討してもらえる場合があります。

ただし、具体的な判断は保険会社によって異なるので気になる人は直接聞いてみるのがおすすめです。

既に加入している保険がある場合の契約内容の見直しは可能です

通院歴がある人でも、既に入っている保険を見直すことは可能です。自分の健康の変化や新しいリスクを考えて、保険の内容を自分に合ったものに変えることができます。また、通院歴や健康の変化によって保険料が変わることもあります。保険料を減らすなど、自分に合ったプランに変更することができるのです。さらに、現在のプランと比較して、より適したプランに変更することで、より良い保障を選ぶことができます。

心療内科バレる|まとめ

今回の記事では、通院歴が会社や周りの人にバレるのか? また、通院歴があると保険やローンを借りれないのか?という疑問を解説してきました。

医療機関への受診歴は基本的にはバレることはありませんが、ローンや生命保険に関しては、一度クリニックを受診して診断がついてしまうと後から不利になってしまう可能性もあるので事前に調べてから通院することをおすすめします。