マイコプラズマ(性病)とは?症状や原因、検査・治療方法、治療薬なども解説

「マイコプラズマとは?」
「マイコプラズマの治療方法や治療薬は?」

そんな人に向けてマイコプラズマの症状や原因をはじめ、マイコプラズマの検査方法や治療方法、治療薬などを解説していきます。

マイコプラズマとは

マイコプラズマとは 性病を引き起こす細菌の一種
主な症状
(男性)
・喉の痛み・腫れ
・尿道のかゆみ・痛み
・尿道炎
・精巣上体炎
・前立腺炎
主な症状
(女性)
・喉の痛み・腫れ
・膣のかゆみ・痛み
・膣炎
・子宮頸管炎
主な原因 キスなども含めた性行為
潜伏期間 3日~5週間程度

マイコプラズマは性病を引き起こす細菌の一種で、尿道や膣のかゆみや痛みなどの症状が見られます。

感染経路はキスなども含めた性行為で、人によっては尿道炎や膣炎、子宮頸管炎などにつながってしまうリスクもあります。

潜伏期間は3日~5週間程度で、そのまま放っておくと悪化して炎症を引き起こし、不妊の原因にもなってしまうので要注意です。

マイコプラズマの主な男性の症状

  • 喉の痛み・腫れ
  • 尿道のかゆみ・痛み
  • 尿道炎
  • 精巣上体炎
  • 前立腺炎

マイコプラズマの男性の主な症状は喉の痛み・腫れや尿道のかゆみ・痛み、尿道炎などで、クラミジア感染症に似た症状が現れます。

性器にかゆみを感じたり、尿道から膿が出たりする場合はマイコプラズマを疑い、一度検査してみるのがおすすめです。

また症状が引いた後でも感染が続いているケースもあるため、本当に治っているのかを確認するための検査も大切です。

マイコプラズマの主な女性の症状

  • 膣のかゆみ・痛み
  • 膣炎
  • 子宮頸管炎

マイコプラズマの女性の主な症状は膣のかゆみ・痛みや膣炎、子宮頸管炎などで、特に性器にかゆみや痛みを感じる場合は要注意です。

また膣に感染しても無症状であるケースが多いほか、男性に比べて軽症で済むケースも多いですが、男性に感染させてしまう可能性があります。

性行為を行った相手の男性がマイコプラズマと分かった場合は、無症状であってもすぐに検査を受けるといいでしょう。

マイコプラズマの主な原因について

マイコプラズマの主な原因はキスなども含めた性行為で、粘膜同士が接触することにより感染します。

一回の性行為で感染する確率は不明ですが、感染力自体は弱いとされているほか、性行為以外で感染することはほとんどありません。

ただ、そのまま放置すると悪化してしまうのに加え、治療せずに自然治癒することがないため、すぐに検査・治療を受けることが大切です。

マイコプラズマの潜伏期間

マイコプラズマの潜伏期間は3日~5週間程度です。

ただ、症状が現れるまでには個人差がありますが、性行為の翌日に何らかの症状が出る可能性もあります。男性の場合は排尿時の違和感、女性は性器のかゆみなどが挙げられます。

少しでも不安な性行為をしたり、性行為後に違和感があったりする場合はすぐに医師に相談してみるといいでしょう。

マイコプラズマの症状は検査でしてみる

自宅で性病検査を受ける

マイコプラズマは自宅で性病検査を受けるのもおすすめで、さまざまなサイトで検査キットが販売されています。

検査キットにもよりますが、自分で尿やうがい液を取って返送することにより、研究所などで性病検査を行ってくれます。

もし性病と判断された場合はすぐに病院に行くことが大切で、性病と判断されたのに長期間放置することはNGです。

泌尿器科に通院して検査を受ける

マイコプラズマは泌尿器科に通院して検査を受けるのもおすすめで、特に尿道に違和感がある男性は相談してみるといいでしょう。

クリニックによっては他の性病検査も行っているため、いろいろとまとめて検査したい人にもおすすめできます。

ちなみに女性の場合は婦人科で検査を受けるのがおすすめで、クリニックによっては性病を専門的に扱っているクリニックもあります。

マイコプラズマか知るための主な検査方法

  • 検査物:尿、腟分泌液、うがい液、血液検査
  • 検査法:核酸増幅法

マイコプラズマかを知るための主な検査方法は核酸増幅法で、尿やうがい液などを検査物として送ります。

尿の場合は自分で尿を採取する、膣分泌液は綿棒などを使って膣からの分泌物を採取する、うがい液はうがいした後の液体を採取するといった方法です。

クリニックによっては血液検査も行っており、他の性病も含めて検査してくれるケースもあります。ちなみに結果が分かるまでは3~4日程度かかります。

マイコプラズマの治療方法や治療薬について

治療は主に内服薬で対応

マイコプラズマの治療方法や治療薬としては、主に内服薬で対応してくれます

薬の種類やクリニックにもよりますが、基本的に1~2週間程度の薬を処方してくれ、指示されたタイミングで服用します。

ただし内服薬を服用したからといって、必ずしも完治するわけではありませんので、本当に治ったのかを確認する必要がある点には注意が必要です。

主な内服薬はクラビットやジスロマックの抗生物質

マイコプラズマで服用する主な内服薬は、クラビットやジスロマックの抗生物質です。

クラビットは通常1日1回を目安に服用し、もし飲み忘れた場合は気がついたときに1回分服用することが推奨されています。

ジスロマックは長時間体内に留まる作用があるため、通常1日1回3日間を目安に服用するケースが多いです。

マイコプラズマにならないための予防方法について

  • コンドームを確実に使う
  • 不特定多数との性行為をなるべく避ける
  • 定期的に検査を受ける

ンドームを確実に使う

マイコプラズマの予防方法として、コンドームを確実に使うことが推奨されています。

コンドームは単に避妊するだけでなく性病を防いでくれる効果も期待でき、口腔性交などの場合に使用することが大切です。

粘膜が直接触れることを防いでくれますが、コンドームをつけていれば感染しないわけではない点には注意が必要です。

不特定多数との性行為をなるべく避ける

マイコプラズマの予防方法として、不特定多数との性行為をなるべく避けることも大切です。

不特定多数との性行為は性的な接触が高まり、感染リスクが上がってしまうので注意が必要です。

またキスだけでも感染してしまうリスクがあるため、不特定多数とキスする行為も避けるべきといえるでしょう。

定期的に検査を受ける

マイコプラズマの予防方法として、定期的に検査を受けることも挙げられます。

マイコプラズマは症状がなくとも感染しているケースがあるため、できればパートナーとともに定期的に検査を受けるといいでしょう。

定期的に検査を受けることにより、マイコプラズマを早期に発見・治療できるので、気づかずに悪化してしまうリスクも防げます。

マイコプラズマになったかもと思った人が気になること

マイコプラズマは完治しますか?

マイコプラズマは治療を続けていれば完治させることが可能です。

ただ、クリニックから処方された薬を飲めば、1回きりですぐに完治するとは限らないため、本当に治ったかを確認する必要があります。

万が一治っていなかった場合は別の治療薬を用意してもらうのもおすすめで、医師に相談してみるといいでしょう。

マイコプラズマの治療中の性行為はNGですか?

マイコプラズマの治療中の性行為は推奨されていません

しっかりと完治するまではキスなども含めた性行為は避けるのがおすすめで、まずは完治させることに専念するといいでしょう。

もし性行為をすると相手にも感染させてしまうリスクがあるため、治療中の性行為はNGと捉えておくのもおすすめです。

マイコプラズマと思ったらすぐに検査が大事

マイクロプラズマは性病を引き起こす細胞の一種で、尿道や膣の痛みやかゆみなどの症状が見られます。

もしマイコプラズマであると思ったら、すぐに検査してもらうことが大事であるため、まずは医師に相談してみてください。

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