ピルを飲み忘れてしまった時にやるべきことは？不正出血が出た/3日目に気づいた時の対処法や妊娠の確率について解説

ピルを飲み忘れてしまった時にやるべき対処法や妊娠の確率について解説します。飲み忘れてしまった場合に落ち着いて対処できるよう、ぜひこの記事を参考にしていただければ幸いです。

低用量ピルを
飲み忘れてしまった時の対処法
を時間別で解説

※編集者作成

ピルの飲み忘れの対処法は、飲み忘れた時間とピルシートの第何週目かによって異なります。飲み忘れてしまった時はまずは落ち着き、いつから飲み忘れてるか確認してください。一ピルの服用を忘れてしまったときの対処法について時間別で解説するのでぜひご参考にしてください。

1日の飲み忘れで翌日服用前に気づいたときの対処法

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飲み忘れたことに気が付いた時点で、すぐに飲み忘れた分のピルを1錠服用しましょう。その後、その日のピルは通常の時間に服用してください。飲み忘れたピルに気が付いた時間がいつものピル服用の時間に近い場合は、2錠を一緒に服用しても問題ありません。1日飲み忘れた場合の妊娠の可能性はほとんどないと言われていますが、ピルの飲み忘れが第1週目の最初あたり、または第3週目の最後あたりの場合は緊急避妊を検討しましょう。

1日の飲み忘れで翌日服用する際に気づいたとき

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ピルを服用する際に、飲み忘れた分のピルも一緒に服用しましょう。1日飲み忘れた場合の避妊効果は、飲み忘れた分の服用が適切に服用できていれば、妊娠の可能性はほぼありません。ただし、ピルの飲み忘れが第1週目の最初あたり、または第3週目の最後あたりの場合は緊急避妊を検討しましょう。

2日連続での飲み忘れの場合

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飲み忘れに気が付いた時点ですぐにピルを2錠服用しましょう。その後、その日のピルは通常の時間に服用してください。2日連続での飲み忘れの場合は避妊効果が弱まるため、その日から7日連続実薬を内服するまでは避妊具の使用や性交渉を避けましょう。また、飲み忘れる前の性交渉による妊娠の可能性は、飲み忘れが何週目かにより異なります。

3日連続での飲み忘れの場合

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3日以上ピルを飲み忘れた場合は、ピルの服用を中止しましょう。3日以上飲み忘れると排卵が起こり、生理が来てしまいます。ピルの飲み忘れによって生理が来た場合、服用していたピルシートは使用できません。生理初日から新たなピルシートを飲み始めましょう。また、新たなピルシートを連続7日間飲むまでは避妊してください。ピルを飲み忘れる前の性交渉による妊娠の可能性は、飲み忘れが何週目かにより異なります。

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プラセボ薬の服用忘れの場合

プラセボを飲み忘れた場合は、そのプラセボを1錠破棄しましょう。プラセボは飲み忘れを防ぐための偽薬なので、飲み忘れても問題ありません。ただし、休薬期間(プラセボの期間)が8日以上空いてしまった場合は、避妊効果に影響が出る可能性があります。その時はピルを処方してくれた医師に相談しましょう。

ピルの飲み忘れで懸念に思うこと

ピルを飲み忘れてしまい心配になることについてご紹介します。誰しもピルの飲み忘れは起こり得ることです。飲み忘れて懸念に思うことを知っておき、ピルを飲み忘れてしまった時に落ち着いて対処できるようにしておきましょう。

ピルの飲み忘れによる妊娠確率は？

飲み忘れた時の妊娠確率は9％です。低用量ピルを毎日飲んだ時の妊娠率は0.3％なので、飲み忘れた場合の妊娠の可能性は30倍になるということです。また、飲み忘れたタイミングや商材の数によって妊娠確率は変動します。

ピルの飲み忘れによって生理が来た場合

生理が来て5日以内に新しいシートのピルを服用しましょう。また、新しいシートのピルを連続7日間服用するまでは、しっかりと避妊をしてください。生理開始してから6日以上経っていた場合は、一旦休薬しましょう。そして次回の生理が始まってから新しいシートのピルを飲み始めてください。

ピルの飲み忘れによる出血があった場合

前日にピルを飲み忘れ、少量の出血であれば心配する必要はありません。一時的なホルモンバランスの乱れが原因と考えられます。通常の服用サイクルでピルを服用し様子を見て見ましょう。長く出血が続く様であれば病院へ相談しましょう。

ピルの飲み忘れ
まとめ

ピルを飲み忘れてしまった時にやるべき対処法を、日数別に詳しく解説しました。飲み忘れる日数が増えるごとに妊娠の確率も上がります。飲み始めたばかりの方は飲み忘れが起こりやすいです。アラームをセットしておくなど工夫して、正しく安全にピルの服用をしましょう。飲み忘れに気がついたら、落ち着いて対処法を読み返してください。