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2023.01.03 検査・治療

膝に突っ張りを感じる原因や疾患・解消するストレッチ方法を解説

椅子から立ち上がったときや膝を曲げたとき、正座をしたタイミングで、膝が突っ張るような感覚を覚えたことはないでしょうか。

単なるむくみの可能性もありますが、実は「変形性膝関節症」という疾患が隠れているかもしれません。

本記事では、膝が突っ張る感覚の原因や治療方法、日常的に行っておきたいストレッチなどもあわせて紹介します。

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膝に突っ張りを感じるのはなぜか?

膝は体重を支えるために重要な役割を果たしており、複数の筋肉によって関節の曲げ伸ばしを支えています。

膝が突っ張るような感覚がある場合、太ももの周辺にある筋肉が硬直し柔軟性を失っているケースもあれば、膝関節そのものに何らかの異常が発生している可能性も考えられます。

特に膝の突っ張りを生じさせることの多い筋肉としては、大腿四頭筋や膝窩筋が挙げられます。

大腿四頭筋は太ももにある筋肉で、股関節から膝にかけてつながっています。

この大腿四頭筋が凝り固まり柔軟性がなくなってしまうと、筋肉の伸縮性が失われ膝が突っ張ったような感覚に襲われます。

膝窩筋は膝関節の周囲を取り囲むようにある筋肉で、膝の曲げ伸ばしをサポートする重要な役割を果たしています。

しかし、運動不足や長時間同じ姿勢のままでいると、凝り固まって柔軟性が失われ、膝を曲げたり立ち上がったりしたときに突っ張りを感じるようになります。

このように、運動不足が続いたり同じ姿勢のまま座ったりする時間が長いと、膝に突っ張りを感じることが多いのです。

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膝の突っ張る感じで考えられる疾患

膝の突っ張りは、筋肉の凝りだけでなく関節の異常が原因となっていることもあります。

そこで疑われるのが、膝関節の疾患のひとつである「変形性膝関節症」です。

その名の通り、何らかの理由によって膝関節が変形することによって現れる疾患であり、膝の突っ張りだけでなく激しい痛みを伴う場合もあります。

初期の段階では膝の関節にある軟骨がすり減っていきますが、やがて軟骨が減りすぎると骨同士がぶつかり合うようになり、関節そのものが変形していきます。

膝は体重を支える働きもあることから、体重の増加によって膝への負担が増大して変形性膝関節症を発症するケースもあれば、加齢によって軟骨が徐々にすり減っていき発症するケースもあります。

また、運動不足によって大腿四頭筋や膝窩筋の筋力が低下していくと、筋肉が膝関節を支えきれなくなり不安定化し、軟骨がすり減っていくこともあります。

▶︎変形性膝関節症の詳細はこちら

膝に突っ張りを感じやすい人の生活習慣

日頃の生活習慣が原因となって変形性膝関節症を発症するケースも少なくありません。

どういった生活習慣が発症リスクを高めるのか、代表的なものをいくつか紹介しましょう。

運動不足や偏った食生活

膝に突っ張りを感じやすくなる主な要因のひとつに、体重の増加が挙げられます。

たとえば、日頃から運動をする習慣がない方や、偏った食生活を送っていると太りやすくなり、膝への負担も増加してしまいます。

その結果、膝が突っ張ったような感覚を覚えるようになり、やがて変形性膝関節症を発症し悪化するおそれがあります。

長時間同じ姿勢でいることが多い

体重の増加だけでなく、膝や太ももなどの筋力低下も原因になると紹介しました。

デスクワークなどで長時間同じ姿勢でいることが多いと筋力が低下していくほか、筋肉そのものも凝り固まって柔軟性を失っていきます。

仕事に集中しているときは、気付かないうちに長時間同じ姿勢をキープしていることも多いですが、30分や1時間おきに椅子から立ち上がり、ストレッチをするなど同じ姿勢をキープしすぎないように心がけましょう。

また、筋肉の柔軟性を高めるためにも、お風呂上がりなどのタイミングでストレッチをすることも有効です。

▶︎股関節が外れるような感覚やずれる原因は?|直し方や治療法を解説

膝の突っ張る感じを放置するリスク

膝が突っ張った感覚があったとしても、初期段階では特に痛みや痺れなどもないため、あまり深刻にとらえることなく放置している方も少なくありません。

しかし、適切な治療や処置をとらずにいると、さまざまなリスクが顕在化することもあり危険です。

特に大きなリスクとして考えられるのが、変形性膝関節症の重症化です。

初期段階では突っ張りの感覚や軽度の痛み、違和感がある程度で日常生活に支障をきたすことは少ないですが、膝の軟骨がすり減り骨同士が接触するようになると、立ち上がるときや歩行のたびに強烈な痛みを覚えるようになります。

さらに悪化していくと、座っているときや横になっているときでも痛みが続くようになり、日常生活に支障をきたすこともあるのです。

変形性膝関節症が重症化すると、最悪の場合は人工関節を埋め込む手術でしか対応できなくなります。

膝の突っ張る感じを解消するストレッチ方法

    

膝の突っ張る感覚を解消し、変形性膝関節症を予防するためには定期的な運動が効果的と紹介しました。

ウォーキングによって筋力をアップする方法もありますが、無理に長距離を歩いてしまうと膝に負担を加えてしまい症状が悪化する懸念もあるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、ストレッチを習慣づけることです。

膝の突っ張りを解消するストレッチ①

仰向けに寝た状態で左右いずれかの膝を曲げます。

膝を両手で抱えるようにし、胸のあたりに向けてゆっくり引き寄せます

腕や手の力で膝を引き寄せるのではなく、足の力で引き寄せることを意識しましょう。

5回程度繰り返したら、左右の膝を交代して同じようにストレッチをします。

膝の突っ張りを解消するストレッチ②

仰向けに寝た状態で左右いずれかの足をゆっくりと上げます。

30〜40cm程度上げた状態を5秒キープし、ゆっくりと足を下ろします。

足を上げるときは、アキレス腱を伸ばすように、かかとを押し出すようなイメージで行います。

20回ほど繰り返した後、左右の足を交代して同じようにストレッチをします。

整形外科での検査方法

膝が突っ張るような違和感がある場合、何が原因で症状が出ているのか正確に検査をしたうえで診断をしなければなりません。

整形外科では、主に以下の3つの方法で検査が行われます。

レントゲン

骨に異常がないかを調べる際に多く用いられるのがレントゲンです。

X線を使用することで組織内部の状態を把握できます。

特に痛みが強い場合、骨や軟骨への影響が懸念されることから、レントゲンによる検査が真っ先に行われます。

エコー

エコーとは超音波のことで、患部に特殊な超音波を照射し音の跳ね返りによって内部の異常を検知します。

膝関節に突っ張りを感じる場合、筋肉や靭帯に損傷がないかを調べるためにエコー検査が用いられることが多いです。

MRI

レントゲンやエコー検査の場合、患部の上から放射線や超音波を照射するため、平面的な画像でしか診断することができません。しかし、MRIの場合、私たちの体を輪切りにしたような断面図を撮影できます。

これにより、レントゲンやエコー検査よりも詳細な検査データが収集でき、診断の精度も高まります。

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整形外科での治療方法

膝が突っ張るような感覚がある場合、整形外科ではどのような治療が行われるのでしょうか。

代表的な治療方法をいくつか紹介します。

リハビリ・運動療法

症状が軽度で痛みも少ない場合、筋力低下や体重増加といった原因を解消することが重要となるため、理学療法士の指導のもとでリハビリや運動療法を行います。

超音波治療

膝の靭帯や筋肉などに異常が見られる場合、患部に超音波を照射して組織を修復・回復する超音波治療が行われます。

ヒアルロン酸注射

膝の軟骨がすり減っている場合には、もとの状態まで回復させ痛みや違和感を取り除くために、ヒアルロン酸を注射することもあります。

再生医療

膝の軟骨が消耗し、骨同士が擦れ合ってすり減っている場合には、脂肪幹細胞治療やPRP療法、PFC-FD療法といった再生医療によって回復させることもあります。

再生医療では自分自身の組織や血液を用いることから、副作用のリスクを抑えられるメリットがあります。

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体外衝撃波治療

膝関節が炎症を引き起こしている場合には、患部の上から衝撃波を与える体外衝撃波治療が有効なケースもあります。

複数回の通院は必要であるものの、1回あたりの治療時間が15分程度と短く、患者への負担が少ないことがメリットです。

▶︎体外衝撃波治療の効果とデメリットは?|適応疾患や頻度についても解説

ハイドロリリース

筋肉が硬直・癒着している場合、ハイドロリリース(筋膜リリース注射)によって改善する方法もあります。

癒着した筋膜を剥離することで、痛みや炎症、突っ張り感などの症状を緩和できます。

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手術

膝の突っ張り感を放置したまま変形性膝関節症が悪化し、上記で紹介したような治療を行っても改善が見込めない場合には手術が行われることもあります。

変形性膝関節症で適用される手術としては、主に「関節鏡視下手術」や「骨切り術」、「人工膝関節置換術」などがあります。

藤沢駅前順リハビリ整形外科は患者に合わせたオーダーメイド治療を提供

膝関節が突っ張る感覚や何らかの違和感がある場合、状態を悪化させないためにも早期に整形外科を受診することが重要です。

藤沢駅前順リハビリ整形外科では、これまで多くの膝関節治療にあたってきた実績があり、再生医療や体外衝撃波、ハイドロリリースといった最新鋭の治療法にも対応しています。

症状に応じてレントゲンやエコー、MRIなどの検査を丁寧に行ったうえで原因を特定し、患者様に合わせたオーダーメイドの治療を提供します。

症状が軽度で薬物や手術による治療が不要な場合には、専門の理学療法士のもとでパーソナルリハビリも提供しています。

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まとめ

膝が突っ張るような感覚があっても、単なるむくみの一種だと捉えてしまい放置する方も少なくありません。

しかし、適切な処置や治療が遅れてしまうと症状がさらに悪化していき、日常生活にも支障をきたすこともあるのです。

そのため、できるだけ早めに信頼できる整形外科を受診し、検査と治療を受けることが重要です。

▶︎【膝の違和感】膝を伸ばしたときに出る痛み以外の症状と原因について解説

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この記事の監修医師


藤沢駅前 順リハビリ整形外科  院長 渡邊 順哉

■詳しいプロフィールはこちらを参照してください。

経歴

●東邦大学 医学部 卒業
●横浜市立大学附属市民総合医療センター 整形外科
●藤沢駅前順リハビリ整形外科 院長

 

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