こんにちは。藤沢の駅前にあります順リハビリ整形外科です。
今回は良い睡眠をとるために気をつけるべきポイントをいくつか紹介したいと思います。
① アルコールやカフェインの摂取を控える
アルコールは飲むと睡眠に入りやすくなるといった事がありますが、睡眠中のレム睡眠が増加して睡眠が浅くなったり、アルコールの筋弛緩作用により喉の筋肉が緩んで呼吸がスムーズにできなくなるなど睡眠に悪影響がでるとされています。カフェインに関しては、皆さんよく聞く内容だと思います。カフェインにはご存知の通り覚醒作用がある為、入眠が遅くなるといった事が言われています。
② 睡眠前に体温を上げる
人は体温が下がると脳を休息させるといった仕組みがあります。この仕組みを利用して、就寝の2~3時間前に入浴やストレッチなど軽い運動を行い体温を一度上げることで、就寝時に体温がさがっていき質の良い睡眠が得られると言われています。しかし、就寝直前の激しい運動や急激な体温の上昇は交感神経が優位になり入眠に悪影響を及ぼすので気を付けなければいけません。
③ アミノ酸を摂取する
アミノ酸の一種であるグリシンは、魚介類や大豆類に多く含まれます。「味の素」の研究で、グリシンが睡眠の質を向上させることや、起床時の疲労感を軽減し日中の作業効率を向上させる効果があると報告されています。また、必須アミノ酸の一種であるトリプトファンもしっかり摂取すると良いと言われます。トリプトファンは肉類や魚介類に多く含まれています。トリプトファンを摂取するとセロトニン合成と分泌が促進され、メラトニンが作られ入眠の質を上げてくれる働きがあります。
④ 照明を調整する
夜に青白い光(波長450nm前後の光)を含んだ明るい部屋にいることや、テレビやスマホ、タブレットなどのディスプレイを見ることで入眠の質を悪くする場合があります。したがって、就寝30分~2時間前からスマホを見ないようにしたり、段階的に照明を暗くすることで入眠の質を改善することができます。
他にもいくつか睡眠の質に関して報告がされていますが、今回はここまでとなります。
睡眠の質が悪くなることで、痛みの改善に悪影響を及ぼすことが様々な理由により報告されています。なので、痛みを抱えていらっしゃる方はご自身の睡眠の質にも目を向けて生活を送って頂いてみてはいかがでしょうか。
藤沢の順リハビリ整形外科 スタッフ
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