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2021.02.08 院長

整形外科での再生医療について

いつもご覧いただきありがとうございます。

藤沢 駅前順リハビリ整形外科 院長の渡邉順哉です。

昨今、少しずつ整形外科の分野でも再生医療が受けられるようになってきました。

しかし、整形外科での再生医療は一般的な治療法と比べて効果のばらつきが大きいためか、保険適応になっておりません。

整形外科の健康保険で受けられる手術以外の治療、いわゆる薬やリハビリ、温熱療法やヒアルロン酸注射の治療効果には限界があります。

現在はその次の保険でできる整形外科治療法は手術しかありません。

整形外科での再生医療は、保険でできる手術以外の治療法と手術療法の狭間のニーズに合った自費の治療法になります。

藤沢駅前順リハビリ整形外科でも、そのような方をたくさん診療を行い、なんとかニーズに応えようと導入を検討してまいりました。

整形外科の再生医療によくiPS細胞を膝に入れて・・・といった整形外科手術は聞きますがまだまだ治験段階の状態です。

しかし、自分の血や脂肪細胞を取って関節に戻すことで、痛みや炎症、しいては関節の摩耗を予防し得る再生医療は日本各地ですでに始まっています。

そして、

藤沢 駅前順リハビリ整形外科でも最新鋭の再生医療を導入することになりました。

すでに厚生省の厳正な審査の上、認可を頂きました。

正直、再生医療の導入費用・維持費用はとんでもなく高いです。

こんなに導入費用・維持費用を支払って元取れるのかなと思うくらいです。

しかし、赤字になっても良い治療法を妥協せず届けたいという思いからAPSとGPSⅢの導入を決めました。

関節内に打つためには2種、関節外に打つためには3種、それぞれの厚生省の承認が必要で費用も上がりますが、届出ました。

 

そこで、今回は整形外科で一般的に受けれられる再生医療をヒアルロン酸注射と比較してみました。

実は、最近PFC-FDという、関節専用の再生医療に似せた治療法が一気に整形外科を中心に普及し始めています。

これは、細胞を含んでいないため、再生医療として扱われないため、厚生省に届け出る導入・維持費用が掛からないのに、再生医療並みの売上げになるため、一気に普及し始めています。

要注意なのが、これを「PFC-FD」は再生医療とうたっている医療機関がもの凄く多いですが、厳密に再生医療は提供する医療機関が厚生省の認可を通さないといけない治療法になりますので、こちらは再生医療とはいえません。

要するに、厚生省のお墨付きを貰えていない治療法になります。

日本中に複数クリニックを構える某自費関節治療専門クリニックでは、再生医療の脂肪幹細胞注射と並べて、PFC-FDを売り込んでいます。これでは患者様はほぼ十中八九PFC-FDは再生医療だと思い込んでいると思います。

このPFC-FDは色々調べると、結局は1回より3回注射した方が良い、要するに1回では十分効き目が発揮できませんという事です。

PFC-FDの口コミは探しても、医療機関が効いた人をピックアップして載せているものしか見つかりませんので、どの程度の割合の人に効いているのかがはっきり分かりません。

 

さて、厳密な再生医療として、厚生省から認可されているAPSやGPSⅢはどうでしょうか。

論文でもそれぞれ最大24カ月、6カ月程度と厚生省が認めた論文が後押ししてくれています。

いずれも、1回の注射で、十分な効果が得られるというデータが揃っている注射になります。

製造も世界的に有名な医療系の会社、ジンマーバイオメット社のため、開発や臨床試験に掛けたコストも桁違いなので間違いなしです。

APSはPFC-FDと比べると高いですが、それは厚生省のお墨付きだったり、世界大手企業の作った十分な臨床データを元に検証された治療法だとえると納得のいく費用ではないかと思います。

 

さて、残る脂肪幹細胞注射ですが、私も興味があって、培養を請け負っている会社に確認しました。

ところが、2年程度もつ人もいるといったような曖昧な現状で、十分な臨床データを提供して頂けず、

その割に、導入費用も維持費用もAPSと比べてもとんでもなく高かったため、導入は保留としました。

正直、APSより効くのか効かないのか分からないまま、自信を持って患者様に勧められない。結果としてAPSで効かなかった人もあまり希望せず、大赤字を垂れ流し続けて脂肪幹細胞注射を止めてしまう可能性が高かったため、断念しました。今後、国内外で十分なデータが揃ってきてからが、始め時かと思っていますので、今じゃないと思いました。APSも全員に効くわけではありませんので、効かなかった人にそれでも手術をしたくない方には一度検討を勧める程度にすることになりそうです。

 

さて、私も左膝はここ数年、右手首は半年以上痛く、それぞれハイドロリリースや体外衝撃波もやっては良くなったり悪くなったりを繰り返し、空手のパフォーマンスも落ちてきています。

そこで、APSやGPSⅢを導入したら、自分でも是非やってみたいなと思っています。

なかなか、自分で自分に再生医療を行う整形外科医はまだまだ少ないと思うので、効いても・効かなくても感想を上げられたらと思います。

それに、自分で受けてみたいと思えない治療を患者様に提供し続けるのは私のモットーにも反していますので。

 

さて、2/7藤沢市発表の藤沢での新型コロナウイルス感染症の新規陽性者はなんと3人まで減りました!

藤沢については、本当にもう少しですね!

藤沢市民、藤沢に通勤されている方、全員でなんとかゼロにしていきたいところです!

ビタミンDと運動で収束させちゃいましょう!

藤沢 駅前順リハビリ整形外科院長渡邉順哉

 

 

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