いつもご覧いただきありがとうございます。
藤沢駅前順リハビリ整形外科院長の渡邉順哉です。
最近、徐々に肩が痛くて上がらなくなったりしていないでしょうか?
特に怪我したわけでもないのに、痛みで肩が上がらない最も多い原因は五十肩(肩関節周囲炎)です。
それ以外にも、石灰による激痛を起こす石灰沈着性腱板炎や腱板損傷も、痛みで肩が上がらなくなりますが、藤沢駅前順リハビリ整形外科では印象的には9割くらいが五十肩です。
特にきっかけなく、痛みで肩が上がらなくなります。
だいたい水平くらいまでは上がることが多く、そこから上が痛みで上がらないことが多いです。
それに対して、石灰沈着性腱板炎はある日突然の痛くなり、激痛でほとんど挙げられない、横になるのも辛くて寝つけないくらい痛いのが特徴です。
藤沢駅前順リハビリ整形外科では圧倒的に中年女性に多く、レントゲンや超音波検査でほぼ診断でき、エコーで見ながらステロイド注射をピンポイントで行うのをお勧めします。
腱板損傷では上げるときは反対の手を添えれば挙がるが、離すと落ちちゃう、腕を降ろす際が痛いのが特徴です。
長くなると五十肩のように肩が固くなって併発したような状態になっていることも多いです。
五十肩よりも年齢層はやや上かと思います。
腱板損傷はいつの間にかなっていることも多く、高齢者では年齢によっては半数くらいの方が知らないうちに多少なりとも腱板が切れていると言われています。
痛みがでない場合もありますが、夜間の痛みでなかなか眠れない場合もあります。広い範囲で腱板が切れた際は肩が全くあがらなくなる場合もあります。
レントゲンでは腱は映らないため、超音波検査やMRI検査が必須になります。
藤沢駅前順リハビリ整形外科では切れた腱板の部分にエコーで見ながらピンポイントで打つヒアルロン酸注射や痛み止めの内服や湿布、理学療法士のリハビリテーションを行います。
稀に痛みや挙がらないのがなかなか改善されない場合は手術で切れた腱を治す手術を勧める場合があります。
さて、最も多い五十肩はというと、石灰沈着性腱板炎と比べると多少は自力で挙がります。腱板損傷のように手を添えたら反対の肩と同じところまで挙がるということは基本的にはなく、手を添えても痛みで途中で挙げられなくなります。
多くの場合、背中に手を回したり、反対の肩に手を伸ばしたり、シートベルトに手を伸ばす動作も痛みでできなくなります。
肩の動きで痛みが出るため、寝返りや肩を挙げたときに痛くて困ると来院されるケースが多いです。
50代前後の男女ともに多いですがやや女性に多い印象で、比較的少ないですが20~80代と幅広く発症することがあります。統計を取ったわけではないですが運動不足な方や体が固い方が多い印象があります。
レントゲンや超音波検査やMRI検査など画像検査では基本的には異常は認めません。
このような症状で、画像検査で異常がなければ五十肩である可能性が高いです。
藤沢駅前順リハビリ整形外科では、以前は痛み止めの内服、湿布、物理療法(低周波、超音波、マイクロ波、ホットパックなど)で頻繁に通院して頂き治療していましたが、なかなか良くなるのに時間が掛かってしまうのが現状でした。
そこで、少ない頻度の通院でも短期間で治療を終了できるように、理学療法士の運動器リハビリテーションとエコーを見ながらのハイドロリリースを積極的に五十肩に行っており、患者様に好評頂いております。
五十肩では肩甲骨や肩関節周囲の筋肉の動きが悪くなり、その結果として痛みが長引いているケースが多いです。
特に、僧帽筋と肩甲挙筋、僧帽筋と前鋸筋、僧帽筋と棘上筋、三角筋と小円筋、三角筋と肩甲下筋、大胸筋と小胸筋、この辺りに押して痛みがある場合が多く、これらの筋肉同士は筋線維の向きが違うのに筋肉間のファシアの動きが悪くなることで、痛みが出ている場合があります。
ハイドロリリースで物理的にその筋肉同士の間を水で剥がしてあげます。
効果の程は注射直後に確認できますが、水も1週間すると注射部位から消えてしまいまた動きが悪くなる場合もありますので、ハイドロリリースの効果期間を最大限に発揮するために理学療法士のリハビリを受けて頂いております
もちろん、注射の針が苦手という方にはハイドロリリース以外にも体外衝撃波や低周波といった代替療法もございますので、患者様ごとのニーズにお応えしております。
もし肩の痛みなどでお困りでしたら、藤沢駅前順リハビリ整形外科で院長の私にご相談頂ければ、患者様のご要望に沿った治療をご提案させて頂きます。
長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
藤沢駅前順リハビリ整形外科 院長 渡邉順哉
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