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肩関節周囲炎(五十肩)

五十肩とは

<どんな病気なの?>

初老期に生じる明らかな起因を証明しにくい肩関節疾患です。疼痛と可動域制限(動きの制限)を伴い、ある期間を経過すれば自然に軽快しますが、拘縮(筋肉が硬くなり、動きが制限されること)が残存する場合もあります。

<原因は?>

広義の肩関節周囲炎には、①肩峰下滑液炎あるいは腱板炎、②腱板断裂、③石灰性腱炎、④上腕二頭筋長頭腱炎、⑤凍結肩(frozen shoulder)などの病態が含まれます。狭義の肩関節周囲炎(五十肩)は凍結肩をさします。加齢・過労による肩関節構成体の変性を基礎にして発症すると考えられています。

<症状は?>

症状には肩の関節の動きの制限と痛みです。

症状によって3つの時期に分かれます。

①痛みが強い時期:寝返りでも痛みがあり

②固さが固定する時期:痛みはあまりなくなりますが、動かしにくいのは続きます

③固さが改善してくる時期:徐々に動かせる範囲は改善しますが、固さが多少残ることがあります

<検査では?>

レントゲンや超音波、MRI検査では特に異常は認めません。

<治療は?>

保存的治療が原則で、低周波や超音波などの物理療法や痛み止めや湿布や肩峰下滑液包へのステロイド+局所麻酔注射もしくは筋膜リリース注射といった薬物療法、理学療法士の施術(運動器リハビリテーション)での可動域改善や体操指導などを積極的に行うことで早期に痛みや固さが改善しやすくなります。
早期診断早期治療開始が長引かせないポイントになります。

 

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