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腱損傷

腱損傷とは

疾患概念

腱の断裂には開放性の断裂と、皮下断裂があります。前者の場合は早期に一次縫合を行うのが原則です。挫滅など断端の損傷が著しい場合は腱移植術や腱移行術を行います。皮下断裂では一次縫合は困難であり、やはり腱移行術や腱移植術を行います。

誘因・原因

開放性の断裂は、包丁、ナイフなどによる切創に伴うことが多いです。皮下断裂は、腱の変性が基盤にあります。橈骨遠位端骨折に続発する長母指伸筋腱断裂はよくみられます。関節リウマチでは滑膜炎によって腱の変性が起こり、小指固有伸筋、総指伸筋などが皮下断裂を起こします。

 

症状・臨床所見

関節の他動運動は保たれますが、自動運動ができなくなります。DIP関節の屈曲が不能であれば深指屈筋腱が断裂しているなど、運動の観察によってどの腱が断裂しているか診断可能となります。

 

検査・診断・分類

病歴の聴取、創の状態や運動の観察により、ほとんどの場合診断可能となります。画像診断は困難ですが、皮下断裂の場合はエコー、CT、MRIが診断の補助となることもあります。

治療

腱縫合術

開放性の損傷の場合、なるべく早期に一次縫合を行うのが原則です。

腱移植術、腱移行術

断裂部の挫滅が強い場合や断裂から時間が経っている場合には、腱の一次縫合が不能です。そのような場合には腱移植術や腱移行術を行います。皮下断裂でも一次縫合は困難であるので、やはり腱移植術術や腱移行術を行います。

マレット指(槌指)に対する治療

マレット指は、指のDIP(第1)関節部での伸筋腱皮下断裂をいいます。指先にボールが当たったときなどに発生し、DIP関節の自動伸展が不能となります。原則的には保存治療を行い、シーネやスプリントにより6週間以上固定することが必要となります。

手指の拘縮

手指の拘縮

  • 関節の可動域が正常から減じた状態にあり、さまざまな要因により発生します。
  • ひとたび拘縮が固定化すると、それを正常に戻すことは非常に困難となります。そのため運動器疾患の治療においては可及的早期に運動を促し、拘縮の発生を防止することがなによりも重要となります。
  • 拘縮の要因となっている病態を見極めることは重要となります。皮膚性の拘縮、腱性の拘縮、関節性の拘縮がありますが、複数の要因がかかわっていることも多いです。
  • 拘縮が起こっている肢位によって、伸展拘縮と屈曲拘縮に分類します。

デュピュイトラン拘縮

  • 手掌から指において、皮下の腱膜が線維性の硬結をつくり、手指の屈曲拘縮を起こす疾患です。
  • 原因不明であり壮年期の男性に多く発症します。日常生活に不自由を感ずるようになったら手術を行います。

組織別にみる拘縮

拘縮している組織 原因疾患 症状 手術治療
皮膚性 拘縮 ・関節を縦に横切る創

・皮膚欠損

・熱傷

・関節を他動的にい伸ばすと皮膚が蒼白となる。 ・Z形成術

・遊離皮膚

・移植術など

腱性拘縮 ・腱損傷、腱の癒着 ・自動可動域と他動可動域に差がある。

・近位の関節を緩めると拘縮が軽減する。

・腱剥離術
関節性 拘縮 ・骨折、靭帯損傷、神経麻痺など ・皮膚性、腱性拘縮の症状がなく、他動可動域に制限がある。 ・関節授動術

身体へのリスクが少ない体外衝撃波治療とは?

体外衝撃波治療は、長引く関節や筋肉の痛みでお悩みの方向けの治療法です。

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再生医療

膝や股関節など関節の痛みに悩んでいるが、手術は避けたい方向けの治療法になります。

再生医療は、外科的な手術や薬物療法といった他の治療法と比べて、安全かつ治療の効果がより長期的かつ効果的であることが期待できます。

細胞や組織を再生することで組織損傷を起こす疾患を治療することができます。

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監修医師紹介

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渡邉 順哉 医師

所属組織

開業後2年間で、全国から患者様が来院する整形外科へと成長させた。年間のべ1万人以上を診察し、得意分野は骨粗鬆症の他、関節疾患などのハイドロリリースや体外衝撃波、再生医療、理学療法士のリハビリ。モットーは「体の悩みを解決できる最適な提案をする」こと。

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